「うちの犬は立派なセラピストです」「家を守ってくれる警備員でもあります」
あなたもそんなふうに愛犬の存在価値を語ったことはありませんか?
では、もし犬に「月給」が支払われるようになったら——。
これは単なる冗談ではありません。
近年、“働く犬”が社会で認められ始めています。この記事では、犬に報酬制度を導入するという突飛な発想を、真剣に掘り下げてみましょう。
この記事に書かれていること
🦴 働く犬はすでにいる!セラピードッグや警察犬の実例
日本でも、介護施設や学校、病院などで活躍する「セラピードッグ」が注目を集めています。
また、麻薬探知犬や災害救助犬などは明確な“職務”をもつ存在です。
これらの犬たちには、以下のような報酬が用意されているケースも。
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おやつ(作業後のごほうび)
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快適な休憩スペース
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専属トレーナーによるケア
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施設が負担する健康管理費用
つまり、「対価=金銭」ではないものの、労働と報酬の関係がすでに成立しているのです。
💡 家庭犬にも“仕事”がある?実はしている日常の“業務”
一見のんびり過ごしている家庭犬も、よく見ればこんな“仕事”をしています。
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留守番中に泥棒を警戒する「防犯業務」
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飼い主を癒やす「セラピー業務」
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子どもと遊ぶ「育児サポート業務」
これらの行動に対して、感謝やごほうびを与えることで、犬は「働く意義」を感じている可能性があります。
モチベーションを維持するためにも、“報酬”は重要な役割を果たすのです。
🏠 「給料制」で変わる?しつけと関係性のアップデート
仮に「犬に給料を払う仕組み」を家庭内に導入すると、どんな変化が起こるでしょうか?
✅ 1. しつけが「対価を得る訓練」になる
おすわり・まて・トイレなどの行動が、仕事として認識されるように。
報酬(ごはん・おやつ・褒め)を意図的に設計することで、ポジティブな行動が増えるかもしれません。
✅ 2. 飼い主との関係が“ビジネスライク”に?
毎日頑張る犬に対して、飼い主も態度を改める可能性があります。
「犬も努力してる」と思えば、より丁寧な接し方や配慮が生まれるはず。
💬 もし「給料日」が来たらどうする?
例えば月末に「今月もありがとう」と言いながら、
お気に入りのおやつセットを“ボーナス”として渡す。
飼い主からの感謝と愛情を伝える特別なイベントとして、犬との絆が深まるきっかけになるかもしれません。
🎯 犬との共生をアップデートする発想
犬に月給を払うという発想は、突拍子もないようでいて、
実は「感謝」や「信頼関係」の形を再定義する試みでもあります。
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犬にも役割がある
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働きに応じて報いることができる
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犬との関係性をより尊重できる
そんな視点で、あなたも今日から「犬の働きぶり」を再評価してみてはいかがでしょうか。