これから犬を飼おうとしている京都の方、ペットショップの他にも2024年に開催される譲渡会への参加を考えてみませんか?
譲渡会には、ペットショップで売れ残り悲しい思いをした子たちが里親になってくれるあなたを待っているんです。
そこで今回は「買う」よりも「引き取りたい」と思う方が少しでも増えてくれるよう、2024年の犬の里親について詳しく解説します。
京都で売れ残りの犬を引き取りたい時には、ぜひこの記事を参考にしてみてくださいね!
この記事に書かれていること
ペットショップ【京都】売れ残りの犬を引き取りたい!
クゥはね、ペットショップで売れ残ってたんです
初めて合ったのは生後4ヶ月位の時かな?すでに大きくなっていて値下げされてました
そんな頃、夫婦関係が上手くいってなくて、ペットを考えていたんです
夫と相談して、クゥを迎えることになりました
クゥのおかげで今は夫婦円満です
クゥありがとう pic.twitter.com/Y5gi8OYaqf— クゥ山 🍑プリ雄(愛犬クゥ) (@kirakirasuruyo) March 12, 2021
京都を含め全国各地のいたるところで、日々多くのペットショップが犬の販売を行っています。
日本では当たり前のことですが、実はそれって、海外では理解されがたい光景だというのはご存知ですか?
とくにヨーロッパでは、ペットショップ文化を廃止している国が多くあります。
動物福祉の観点から犬の生体販売を禁止しているのですね。
そういった意味では、日本は動物愛護に対する考えはまだまだ遅れているのかもしれません。
なぜなら、ペットショップで売れ残りの犬を出してしまう現実が後を絶たないからです。
今回は、ペットショップで売れ残った犬にも明るい未来を生きてもらうために、今の私たちができることを知ってもらいたいと思います。
京都で売れ残った犬の里親になれる情報をお届けしますので、どうぞ最後までお付き合いください。
京都府動物愛護センターからの譲渡で犬の里親になれる!
先日、朝のニュースで京都の野犬や保護犬についての特集がありました。報道機関さんより連絡をいただき、取材に応じた形です。我が家のように保護、譲渡により楽しく過ごせている犬が多頭いることや、京都動物愛護センターさんの前向きな取り組みについても知っていただきたいと思いました🐕 pic.twitter.com/bOSOQQ9dbS
— 田住真之介 (@tazumishin) September 18, 2020
動物愛護に対して日本はまだまだであると前述しましたが、そんな中でも京都府の取り組みには素晴らしいものがあります。
京都府は犬の殺処分ランキングが45位と、全国的に見ても殺処分数が少ない地域のひとつなんです。
それは京都府動物愛護センターを中心とした譲渡活動の効果の表れだと考えられます。
女優の杉本彩さんが名誉センター長を務める京都府動物愛護センターは、譲渡会の開催や啓発活動に大変積極的なんです!
まずは以下から施設の概要をどうぞ。
- 京都府動物愛護センター
- 〒601-8103 京都市南区上鳥羽仏現寺町11番地
- HPはこちら https://kyoto-ani-love.com/
- 開所時間:9時~17時
- 休所日:木曜日(祝日の場合は翌平日)と年末年始
京都府動物愛護センターには、「京都方式」と呼ばれる独自の取り組みがあります。
「京都方式」とは?
犬の保護から譲渡に至る過程の大部分について以下を有効活用すること。
- 外部の専門家の高度なノウハウ
- 広範のネットワーク
その監修をもとに職員やボランティアが協働で現場作業を行っていく。
この方式を取り入れたことにより、犬の譲渡率は格段に上がったのだとか。
職員だけでは困難だった業務に対して積極的に外部の助けを借りることで、さまざまな効率アップが実現したのですね。
京都府動物愛護センターを筆頭に、こうした取り組み方が全国の動物愛護センターにも広がっているようです。
今後も大きな進展が期待できるでしょう!
また、譲渡した犬が再びセンターに戻ることのないように、譲渡希望者の審査はかなり綿密に行われています。
HPも確認して、詳しい活動もチェックしてくださいね。
ペットを売らないペットショップが京都にある!
ペットを売らないペットショップ♥️ペットライフサポーター BATON(バトン)
京都山科🍀
身体にも心にもストレスの少ない環境を整え、トリミングサロン・ペットホテル・オンラインショップの運営と共に、犬猫の保護譲渡活動をそれてます。全国のペットショップがこのようなお店になればいいですね! pic.twitter.com/q0NJME0CtI— 保護犬トラとタイキック宇治 (@VCLxMepWFSwDI8n) April 17, 2022
海外にも、ペットショップ自体は存在します。
しかし、それは犬を売っている場所ではなく、あくまでペット用品を販売しているお店であるという認識です。
実は今回の調査で、京都にもそんなコンセプトのお店を見つけました!
その名も「ペットを売らないペットショップ」ペットライフサポーターBATONさんです。
こちらでは、トリミングやホテルのサービス、オンラインショップの運営とともに犬の譲渡活動に力を入れています。
概要は以下よりご確認くださいませ。
- ペットライフサポーターBATON(バトン)
- 〒607-8146 京都府京都市山科区東野舞台町88-1
- HPはこちら https://plsbaton.com/
- 営業時間:10時~19時
- 定休日:第2第4火曜日と毎週水曜日
ペットライフサポーターBATONは、全国でもまだまだ珍しい譲渡専用ブースが併設されたペットショップです。
さまざまな理由で保護された犬たちに家族が見るかるまでの間、犬好きなスタッフが目一杯の愛情を注いでくれています。
「与えられた大切な命を救う」をモットーに全力で活動されているとのことですよ。
とても素敵な取り組みです!
お近くの方は、ぜひ一度遊びに行ってみてはいかがでしょうか?
2024年の京都で犬の里親になれる譲渡会を徹底調査!
京都でチワワとキャバリアのMIX犬を保護しました。10歳の♂です。
子供にアレルギーが出て飼えなくなったとの事でしたーー明日は、群馬県で保護犬イベントあるのでそのまま東京支部に移動中です!! pic.twitter.com/7ISufWlVRd
— センター長の保護犬保護猫活動日記 (@sasaki_inuneko) February 11, 2023
続いては、京都で参加できる譲渡会情報のお届けです!
譲渡会に行けば実際に複数の犬と対面することができます。
性格などの情報も聞くことができるので、自分に合った犬を探せますね^^
また、あわせて里親になるために必要な心構えもお伝えしたいと思います。
犬を飼うということは、楽しいことばかりではありません。
お迎えする子がもう二度と悲しい思いをしないように、しっかりと覚悟を持って里親になりましょう!
【京都】犬の譲渡会で里親になるための心構え3選!
保護犬(恐らくイングリッシュポインター)の里親になることになり、お迎えできる環境の準備中。つるつるだったフローリングの上にフロアタイルを上貼りし、玄関には脱走防止用ゲートをDIYで作って設置。 pic.twitter.com/5CT4MAalSs
— 兆麻-かずま- (@cocoichiro_) May 18, 2019
犬を譲渡する施設や団体は、引き取った犬を最期まで責任を持ってお世話できる人を探しています。
里親になりたい方は、物理的な準備はもちろんのこと、心の準備も忘れないでくださいね。
ここでは3つのポイントに分けて解説します。
①譲渡までの道のり
- 譲渡会で出会った犬をその日に連れて帰れるわけではない。
- マッチングと呼ばれる相性テストで適合しないケースもある。
- 講習会や自宅訪問、トライアル期間があることを理解する。
②犬の気持ち
- 里親募集をしている犬は、悲しい経験をしてきた場合が多い。
- 何よりも安心できる場所を求めていることを理解してあげる。
- 譲渡元に聞いておきたいことは残さず積極的に聞き出す。
③病気や介護
- 普段は元気でも、いつどのような病気になるか分からない。
- 高齢期になれば介護が必要になる場合もある。
- 予定外のお金がかかる可能性を頭に入れておかなければならない。
このような心構えがあれば、飼い主になる方も、引き取られる犬にとっても、新しい生活への安心材料になるでしょう。
とくに、ペットショップ売れ残っていたであろう成犬が譲渡会にいたとします。
その犬は、大人になるまであたたかいおうちで暮らしたことがないということですよね。
そんな犬を引き取る方は、どうか、生涯愛してあげるんだという強い意志を持って迎えてあげてほしいです!
譲渡会を開催している「京都 緑の会」をご紹介!
明日は譲渡会🍁
四つ葉ちゃんも来るって〜🍀✨京都 縁の会「犬猫譲渡会」
因幡薬師 北側ホール
11時〜13時 pic.twitter.com/jiCciewT1a— 柴田部長 (@sivata_bucho) October 8, 2022
京都を中心に犬猫譲渡会を企画している「京都 緑の会」のご紹介です。
緑の会の譲渡会は、毎月第2日曜日11時~13時のスケジュールにて開催されています。
場所は京都市の因幡堂(平等寺)の北側ホールで、とくに予約は不要です。
行ってみようと計画している場合だけでなく、たまたま近くを通った時でも気軽に立ち寄ることができそうですね!
ちなみに譲渡会の運営自体はあくまでも緑の会なので、因幡堂(平等寺)へのお問い合わせはくれぐれもお控えください。
緑の会の詳しい概要は以下です。
- 任意団体 京都 緑の会
- HPはこちら https://kyotoennokai.wixsite.com/ennokai/about
- 譲渡会会場:〒600-8415 京都府京都市下京区因幡堂町728
譲渡会会場は、ぐるっと見て回れるようなレイアウトでゆっくり見学することができます。
その様子が写真付きでHPに掲載されているので、ご覧になってみてください!
また、スタッフもすぐ近くにいてくれるのだそうです。
気になった子の性格や、費用のことまで遠慮なく質問できる空間だということが伝わりますね。
とてもオープンな譲渡会なので、ぜひ足を運んでみてください。
まとめ
そらは、尾曲がりさんです。
ペットショップで、狭い中にいたせいか、踏まれて折れたか…
そのせいで、売れ残りでした。ダックスのキレイなシッポではないから。そらのシッポは個性です🥰
ちょっとの差で売れ残るなんて、ペットショップなくならないかなぁ…#16歳 #老犬 #尾曲り #悪性黒色腫 pic.twitter.com/LVIpceynuD
— koshi-anpan (@nishi9717) April 19, 2020
今回は京都で犬の里親になる方法や、京都の譲渡会情報をお届けしましたがいかがでしたか?
譲渡会をおすすめしているのも、決してペットショップで購入するのが悪いと言っているわけではないんですよ。
ただペットショップには、最終的に売れ残り、その後も引き取りたい人が現れてくれるのを待つしかない犬がいるんです。
その事実を受け止めて、ぜひ里親になることも検討してもらえたらと思っています。
売れ残りを出さないのが本来の理想ですが、まず私たち個人ができる引き取りたいという思いを持つことからはじめてみましょう!