犬を飼いたいけど、お金も時間も厳しいなぁ。
そんな方に向けたサービスで、レンタル犬というものがあるそうです。
色々なお客様の元に行って笑顔を届けるレンタル犬ですが、その後殺処分されるというひどい話もあるのだとか。
その話が本当だとしたらかわいそうですし、犬を引き取りたいという方もいるでしょう。
今回はレンタル犬が本当に殺処分されるのか、その後の引き取りや譲渡は可能なのかを調査してみました。
かわいそうなレンタル犬を、引き取りや譲渡でひどい結末から助けてあげたい!
そんな気持ちをお持ちの方にピッタリな内容なので、ぜひご覧ください。
この記事に書かれていること
レンタル犬のその後は殺処分?
28日も休み確定したから、また「わん泊ランド」でゴールデンの女の仔レンタルさせてもらって、何処か出かけようかな〜? pic.twitter.com/OHuoQZhOZo
— くらっせ@クラッセ next→ (@Bernese_Classe) October 25, 2016
人間を癒してくれるレンタル犬が、殺処分されるというひどい話は本当なのでしょうか?
その点を調査した結果、昔と今では変わった部分がたくさんあるため、殺処分の可能性は減っていることがわかりました。
そこでまず、どうして殺処分の数が減ったのかという点を見てみましょう。
さらに、殺処分は免れているものの「レンタル犬はひどい」と言われている理由もご紹介します。
現在のレンタル犬の扱い方やそれを利用する人間側の意見を知り、このままでいいのか
も考えてみてくださいね。
レンタル犬をその後殺処分するのは難しくなった!
本日は、トイプードルがトライアウト犬に仲間入りです。
※本日お試しレンタルに行きました^ ^#トイプードル #トライアウト犬 #ペッツホップ #保護犬 pic.twitter.com/LsQI1gJDrj
— 保護犬を専門に扱うお店「ペッツホップ」 (@pets_hop) August 2, 2020
昔は殺処分されたレンタル犬がいたのかもしれませんが、現在は難しくなっているでしょう。
その大きな理由は、改正動物愛護管理法という法律にあります。
この法律は虐待事件や多頭飼育崩壊から動物を守るために3年前に成立し、5年ごとに内容を検討することも盛り込まれました。
この改正によって、保健所や自治体は持ち込まれたレンタル犬を引き取りを拒否できるようになっています。
そのため、現在のレンタル犬はその後殺処分ではなく、里親を見つけて暮らすコも増えているんですよ♪
最近は日本全体で動物愛護精神が高まっているので、レンタル犬を引き取りたいという方がこれからも増えそうです。
殺処分やかわいそうな犬が幸せになれる、そんな未来に少しずつ近づいているのかもしれませんね。
ごく一部では悪質な引き取り屋に引き渡されるというひどいケースもあるので、こちらの問題も早く取り締まれるといいですね。
レンタル犬がひどいと言われる理由は人間の都合で使われているから!
おはようございます。GWの休みは嬉しいけど、その後の仕事のつけは大変😣そんな皆様週末はお部屋でまつたり猫さんと遊びませんか?#レンタルペット#レンタル猫#レンタル犬#ペットショップチャッピー#松戸ペットショップ pic.twitter.com/gZUlz7DCdV
— ペットショップ チャッピー (@petshop_chappy) May 9, 2019
レンタル犬がひどいと言われている理由は、人間の都合のいいように使われているからです。
レンタル犬を利用したい人が挙げる理由の中には、「運動不足で散歩したいから」「癒されたいから」というものがあるそう。
ですが、犬は車での長距離移動をした後、自分のテリトリーも安心できる人も傍にない環境になってしまうんです。
里親さんに引き取りされたレンタル犬の中には、ひどいストレスで吐いてばかりのコもいるそうですよ。
人間側はというと、短いお試し飼育では美味しいところ取りになる可能性も否めません。
犬を飼うことで一番大事で大変なのは、命が終わるまでお世話をし続けることですからね。
このように、レンタル犬にデメリットだらけなのがひどいという意見が多いようです。
お店側も利用する人間側もレンタル犬を大事にして、ひどいと言われないようになっていくといいですね。
【レンタル犬】かわいそうでも引き取りや譲渡はできない?
賛否両論ありそうだけど、子供達が犬飼ってみたいというので、とりあえず冬休みの間だけ、レンタル犬でお試し。
むっちゃ可愛いけど、やっぱり散歩とかお世話が思ったより大変😓
飼いたいからって、いきなり飼いだすのはやっぱり無理あるなぁと思った。 pic.twitter.com/jbwvmZGRSU— さぼてん@東大卒アフィリ副業で法人10期目! (@saboten_affi) December 29, 2021
現在のレンタル犬は殺処分はされなくても、体やメンタル共に負担が多いことがわかりました。
レンタル犬を利用した結果かわいそうだから引き取りたいと思う方もおり、その後実際に引き取りや譲渡をしたケースも見つかりましたよ!
そこで今度は、レンタル犬の引き取りや譲渡ができる会社の一例をご紹介したいと思います。
さらに、引き取りをする際の注意点や、レンタル犬がかわいそうにならないサービスも調査してみました。
犬を助けたいという方たちの新しい取り組みを知ったり、触れ合いの機会を上手に利用してみてください。
レンタル犬の引き取りや譲渡ができる企業もある!
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保護犬をレンタル犬として派遣している企業なら、その後の引き取りや譲渡が可能です。
buddiesという会社は殺処分されそうな犬を引き取り、その後ビジネスパートナーとして一緒に活動してもらっていますよ!
レンタル犬は人間に慣れることができますし、里親に巡り合えるチャンスもアップ♪
こちらの会社では派遣先に専門スタッフが同伴し、しっかり犬との触れ合い方などをレクチャーしてくれます。
犬が嫌がる行為はできないことになりますし、レンタル犬もシェルターの中にいる時よりストレスが軽減しているのだとか。
このように、管理体制がしっかり整っているところなら利用してみたいですね。
一方、個人経営のお店は引き取りや譲渡ができるかは、お店によって違います。
急にレンタル犬がかわいそうだから引き取りたいと申し出ても、困ってしまうお店が多いかもしれません。
次のお客さんの予約が入っていたり、レンタル犬をその後繁殖に使う予定だったという返事が来てトラブルになるケースもあるそうですよ。
お店によっては譲渡ではなく買い取りになることもあるので、詳細はレンタル前に確認してみてください。
犬にストレスの少ないサービスを選べばかわいそうじゃない!
「ふれあいドッグパーク」ではなかなか飼えない大型犬がゴロゴロ寝ているので、好きなだけ撫で回すことが出来る。涼しいと言っても、さすがにサモエドはちょっと暑そうだった。
時間が合わなくて出来なかったけど、お気に入りの犬をレンタルしてお散歩も出来る😊 pic.twitter.com/8GhNl9RhiV— 椎野ミュル吉 (@Capybarist) July 9, 2023
レンタル犬にストレスが少ないサービスを選んで利用すれば、かわいそうと言われなくなるのではないでしょうか。
実はレンタル犬と言っても、下のように様々なレンタル内容があるんです。
- 依頼者の家にレンタル犬を貸し出す
- お店や施設にいるレンタル犬とお散歩ができる
- 企業や介護施設にレンタル犬を派遣する
この中で一番ストレスが大きいと言われているのが、依頼者の家で飼うパターンだと言われています。
最長一ヶ月間というレンタル期間を設けていることもありますが、その後のお別れの時はどうなってしまうのか気がかりですね。
レンタル犬もお別れを何度も経験していると思うと、複雑な心境ですよ(´;ω;`)
今回調査しておすすめしたいなと思ったのは、レンタル犬お散歩コースの利用です。
これならレンタル犬側の日常生活を極力変えず、お散歩好きなコならストレス発散にも貢献できるかも♪
茨城県にあるドッグパーク「つくばわんわんランド」では、300頭以上のワンちゃんがいます。
レンタル犬と園内を散歩できる他、一緒に遊べるふれあい広場も常設されているのだとか。
実際に犬を飼う前のサイズ感を体感したり、お散歩の仕方の練習にもなりますよね。
自宅にレンタル犬を呼ぶよりも、こっちから足を運んでみてはいかがでしょうか♪
つくばわんわんランド
- 住所:茨城県つくば市大字沼田579
- 営業時間:3~10月10:00~17:00/11~2月10:00~16:00 ※木曜定休
- ホームページ:つくばわんわんランド
まとめ
今回はかわいそうなレンタル犬がその後殺処分されてしまうのか、引き取りや譲渡は可能なのかをご紹介しました。
現在は動物愛護法が改正されたため、表向きはレンタル犬を殺処分することは難しくなったと考えられます。
ですが、その後悪質な業者に引き取りを依頼するというひどいケースも。
かわいそうだと言われているレンタル犬ですが、最近は保護犬の里親募集を兼ねて活動している会社もありますよ。
レンタル犬への負担は最小限に抑えつつ、サービスを利用したその後に人間と犬両方にメリットがあるのはいいですよね♪
個人経営のお店の場合は、事前に引き取りや譲渡が可能か問い合わせてみましょう。
みなさんもレンタル犬を利用する前に、このサービスは犬をひどい目に遭わせていないか、よく考えてみてください。